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彼女の旅路を振り返る 後編

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10月20日深夜、人理を修復しました。長い旅路でした。出遅れまくりでしたが、いまこうしてやることができて本当によかった……というわけで、書くにあたり際限なく読み返しすぎてとんでもなく遅くなりましたが7章および終章です。

前編(1~4章) http://59478c.hatenablog.jp/entry/2017/10/16/191204

中編(5章、6章) http://59478c.hatenablog.jp/entry/2017/10/19/082104

 

■第七特異点 絶対魔獣戦線バビロニア(10/5~10/15)

神代の終わりと人の世の始まり、人間憎悪が渦巻く地だからこそ、そこに描かれるのはこのうえない人間讃歌だというのを感じた第七特異点でした。うう……私もウルクの子になる……;;

移動ではなく、ウルクという地を拠点としての旅だからこそ、人々の生活、日常というものがいかに大切で人々の力になるものかというのがよくわかる……立ち続ける動機……

キャメロット最初のゲイザーがわりとトラウマだったので魔獣やばすぎ……どうなってしまうんだ……とどきどきしてたんだけど意外となんとかなって成長を感じた!わが推しこと単体宝具星3トリオ・ロビン、クーフーリン、ベディヴィエールとメルトリリス大活躍でした。相変わらずマシュちゃん+マルタ嬢+NPC縛り。

というか!!!!!!ロード・キャメロットが!!!!!!!ほんとうに!!!!!!!!強くて!!!!!!!!マシューーーーーーー!!!!!!!!!

宝具の「私は災厄の席に立つ」が本当に、本っっっっっ当にかっこよくて、何度聞いてもめちゃくちゃ鳥肌たつ……ギャラハッドさんが12人目の騎士だから……13番目の席……裏切りの席の呪いに打ち勝って災厄の席に立った、そのギャラハッドが手を貸したのがマシュというの、めちゃくちゃわかる……

CMの歌詞が変わってるの、6章の「すべての命に終わりがあるのに どうして人は怯え嘆くのだろう」もキャメロット!!!!!ってなってだばだば泣いてたのだけど、7章CMの「さよならまであなたの側にいたい その日が明日きても惜しくはない」がもう~~~!絶対やばいでしょこんなん……って7章中も繰り返し見てた。

さて、友人フォロワーさんに「とりあえずがんばって7章最後までやって……!」って言われまくりだったエルキドゥショックについて。9月半ばごろ、極大成功→呼符3枚でキャスニキ、ディルムッドさん、起源弾が出てこれは絶対に流れがきてる!引くぞ!!!と回した10連でエルキドゥさんがいらして、初エクストラじゃない星5かつ副題サーヴァントにテンションが上がりまくり、7章までに育てるぞ~!絆も5にするぞ~!そしたらエルキドゥさん以外にもゲストサーヴァントがいるときにも一緒に出撃できるぞ~!と7章を楽しみに、本当にずっと楽しみにしつつ、大事に大事に育ててたんですよ。AP半減期でもなんでもないなか種火を集めまくり、素材も集めまくり、復刻ハロウィンを一緒に走って……女性限定・男性限定・身長制限とかの限定ダンジョンも皆勤賞で……身長体重可変に、「女性だね、いいよ」「今度は男性だね」「身長はこのくらいでいいかな?」とか言って合わせてくれてるのかな……いとしい……ってにこにこしてた。さすがにレベル90までは難しかったけど最終再臨&絆5&フォウさんmaxはちゃんとできて、わーい!って、やったーこれで7章行けるぞ!って、喜び勇んでウルクに行ったし、出てきてくれたときは本当に嬉しくて、エルキドゥさんと王様の会話早く見たいな~!って思ってました。思ってたんですよ。

敵なんて聞いてないよ~~~!!!!!なんで!?!!?CMも王様と一緒に出てたじゃん!?世間的にもなんかセット扱いされてるじゃん!?ていうか、副題サーヴァントじゃなかったの!!!!?!?(動揺)(呆然)

本当に……めちゃくちゃショックで、いや、ショックっていうか、まったくノーガードの鳩尾にアッパーめり込んだみたいな、何が起きているのか……?みたいな……呆然としちゃって……偽者だよね?偽者だと信じさせてくれよ……みたいな……

ツイッターでエルキドゥさん……そんな……と呟きまくっていたところみなさんに負けないで!とりあえず!とりあえず最後までがんばって!と励まされ、心を建て直してウルクへ。フォロワーさんに限らず、配信後からみなさんが7章はまじでやばいと口々に言ってたのは知っていたので、エルキドゥさんは偽キドゥさんだったしウルク行っていきなりヘビーな感じだったらどうしよう……私大丈夫かな……と心配していたのだけど、予想に反して、ウルク、超楽しい!活気がある!楽しい!!!ウルクのわくわくライフ楽しすぎか~~~!?と常にテンション高かったです。王様名君だけど冷たいかんじなのかな……とどきどきしていたら、おつまみとか言うし、おつまみはまだウルクには早すぎる!とか言うし、言葉遣いがかわいい……お茶目さんだし……あとシドゥリさんが素敵~!ちょうどこのあたりまで進めてたときにスパークがあって、うるうちゃんに「シドゥリさん好きそうだよねえ」と言われて元気にうん!好きー!と答えたんだけど、ほんと、シドゥリさん、好きです…………

マシュちゃんとサポートマーリン、本当に鉄壁すぎて、攻撃を受けてるのにさっきよりHPが増えてる……と脳が溶けそうになってた。マシュちゃんクーフーリンサポマーリンだと特に誰もHPが減らない。わかる、マーリン強いわ……今後は積極的にマーリンお借りします……

中盤のティアマト戦はマシュちゃんクーフーリンサポマーリンに調子に乗って毎ターン宝具ゲイボルグ即死チャレンジしててやたらテンション高かったんですけど、数分後レオニダスさんのところでめちゃくちゃ泣きました……。レオニダスさんが残したものがたくさんの兵士たちを再び立ち上がらせるのが本当に……死んでしまったらすべて終わるわけではない、その人の言葉とか、その人と過ごした日々とか、そういうものが生きている人々をなお立ち上がらせるのだという……立ち続ける動機……このあと色彩聞いたとき、マシュがここまでの旅で見たもの、聞いたもの、感じたもの、そういうものすべてが彼女が立ち続け、彼女を支える動機なのだなあと思いグッときた。

それでさあ~~~牛若ちゃん、これ絶対やばいやつでしょ……もうわかりきってる……やばい将来がわかりきってる……と……本当にきつくて……心の準備はしてました……

その後は、みんな大好き太陽の女神コアトルしゃん!!うわ~~~好き~~~!!!!という感情が爆発した。めちゃくちゃ好き……今度武道館に行く用事があるので私は武道館でコアトルしゃんを引く……だめなら7章ピックアップ期間にディズニーシーのインディージョーンズのところで引く……

主力メンバーのほとんどが善なので善属性無効まじで勘弁して!?というかんじだったけれど、アサエミさんがなんとかしてくれた!ありがとう……さすがオンリーワン主力アサシン……ここであのおじいちゃんのやつか!?とびっくりした瞬間に脳裏に蘇る、選択肢これだいたい一緒じゃーんと笑う初日の私にうるうちゃんといなちゃんが言った「選択肢、7章からはがんばって選んでね」という言葉 そ、そういうことか……!!!~してはならない3連発だった気がするぞ!と記憶を辿った結果なんとかなって本当によかったです……

ケツァル・コアトルの「人間たちを愛している。人間たちと共存したい。この生命種こそ、私たちの生き甲斐だと!」「人間という種をより長く存続させる為に、一部を伸ばし、一部を削り、環境に適応させる」という台詞に獅子王、というか女神ロンゴミニアドを連想した。個体ではなく人間という全体の生存・存続を重視する女神としての視座なんだなと……

そんなコアトルしゃん、ほんと人間大好き女神で、仲間になってからはもうお姉さん~~~!好き~~~!!!!大好き~~~!!!!!の嵐よ 女神同盟抜けマース!のフットワークの軽さにはめちゃくちゃ笑った……かわいいお姉さんだ……

王様が死んだって聞いてめちゃくちゃショックで、そんな……そんな……て泣きそうになってたら予想外の過労死!思わずちょっと笑っちゃったよ そういえば神代ってひょっこり冥界行ってあっさり帰ってくる時代だもんね!そうでした!!

イシュタルさんとの楽しい冥界下り、本当に楽しかった……まさに神話!だんだんちっちゃくなるイシュタルさんかわいい……冥界どきどき二択クイズ、間違えるなら早いほうがいいかなと思って2問目をあえてイシュタルさんにしてみたときの門の「なーぜーこーりーぬー」にふふっと笑ってしまった。相手にしてもらえない門とかやっぱりお肉食べたい魔猪とか、このあたりも楽しかった。そしてエレちゃんが、エレちゃんが……とても……かわいい……かわいいです。これまでの旅の話を聞いて目きらっきらさせてたところあたりからもうすべてがかわいい……大好き……。本記事を書くにあたりちょこちょこ読み返したりしているのだけど、いま見ると夜のところで「おやすみ、イシュタル」と「おやすみ、女神さま」があるのはそういうことか~!と感動。そしていま見返して、フォウさん……!エレちゃんもフォウさんのこと言ってたんだ……!と伏線にテンション上がりました。

その後大使館に戻ったときの、花屋のおばあちゃんにお花もらうところ……鼻がツーンとなった……アナちゃんはしんどいと聞かされていたのでこれは絶対しんどいやつ……とひしひし伝わるしんどさの予感がこわかった。

そして迎えたゴルゴーン戦。ちょうどこのあたりをやっていたとき、TLで「7章後半は絶対に前情報なしでUnknownを使ってほしい」という旨のツイートを拝見し、相変わらずNPC縛りをしている私はわーい楽しみだー!と胸を踊らせていたら、この流れでアナが出てくるのは本当に刺さる……!マシュちゃんが守りつつみんなでNPを貯めまくりアナちゃんの宝具でごりごり削り最後は一人残ったマルタ嬢が倒した。アナの最後の笑顔、すごく泣きました……お花、ここで……あのお花が手向けになるなんて……

ここがもうだいぶ終盤なのかな?と思っていたら、第七特異点、ここからだった……。ラフムが非常に気味が悪く、生理的にぞわぞわしきりだった。言葉、最初は記号の羅列だけかと思ったのだけど、うわこれ絶対なんかしゃべってる、単に文字化けしてるだけだ……と気付いた瞬間の嫌な鳥肌。キーボードのひらがな部分だったんですね……読み直してまた背筋がざわざわした……このあたりが一番精神への負担が大きかった部分。鈴鹿嬢とベディヴィエールが大活躍でした。ありがとう……ありがとう……

キングゥとラフムのくだり、もう本当にきつくて……キングゥの涙が本当に辛い……それであの、あのラフムが、こんなに辛いことがあるか……?最初になにもしないで逃げたラフムを見て個体差あるのかなと思っていたのだけど、あれシドゥリさんだったんだよね……辛い……イシュタルさんが辛そうな顔をしたのはそういうことだったのか……

でも、あの場で彼女がありがとうを言えたことは、彼女の最期における幸福であったのかもしれない。彼女の善性……エルキドゥにかける言葉が本当にやさしくて、人ってなんなんだろうなあと思った……

牛若丸戦、やっぱりなんだな……と思いつつ、でも覚悟はしていたので……無限になってしまって、これいったいどうするんだろう、どうしようもないじゃないか、と思っていたので、このあと、弁慶が道連れにしたときにはそうかあ……となんだか途方もない気持ちになってしまった。辛いしきついんだけど、それだけでないという、なんというか、その選択を受け入れなければいけない、目を逸らしたり安易に考えては失礼にあたるという気持ち。一言でうまく言えないけれど……

ティアマトの頭脳体、いったいどんなうごうごしたかんじのが出てくるんだ……と思ったら、なんか全然思っていたものと違って!ていうか、7章のマーク、こ、これかーーー!!!!!!なんなんだろうなとは思ってたんですけど、全く想像だにしなかった。これかー!なるほどー!!!とっさに脳裏に浮かぶ疑似餌という言葉。恐ろしくおどろおどろしいものほど、姿はシンプルで美しくすらあるものなんだな……神話だ……。

落ち着かないと、と手を握られて赤くなるマシュちゃんほんとかわいい~~~そして王様が本当に王様で最高……いつのまにか通信できるようになってる王様すごい……。マシュちゃんと王様の「水の上を歩いたことはあるか?」「ありませんががんばります!でも、できればコツなどを伝授していただきたく!」からの流れ勢いがあってとても好き、ア・メンボはさすがにめちゃくちゃ笑った こっそり観測所にア・メンボを隠しておいてくれたんだ……王様自らしゃがんだりとかして……とか考えると大変ほっこりする。そして王様の「神代世界、最後の戦いを始めようではないか!」が本当にかっこいい……!!王様……!!王様かなりお茶目だったり言葉のチョイスがかわいかったりするくせに本当にここぞというところがとてつもなくかっこよくて、めちゃくちゃ好きです……!

決戦前夜、レオニダスさんとマシュの回想が非常にグッときた。いま読み返すとなおさら……本当に……恐怖を勇気で押し込められるタイプのマシュ……6章最後、帰還後の会話でマシュがいろいろな経験をして自分が認められる自分になったということを言っていたとおり、長い旅でいろいろな経験をして、いろいろなものを見て、感じて、そうして得たたくさんの大切なものがマシュの強さなんだよね。そしてそのたくさんの大切なものの根幹にあるのが「先輩のお役に立ちたい」という思いなのが、本当に胸がいっぱいになる。ここのレオニダスの「その心が自らの恐怖で折れない限り──アナタの盾は他の何者にも汚されない。負ける事は、ないのです」という言葉が、ベディヴィエールの「その盾は決して崩れない。貴女の心が乱れない限り」「その心に一点の迷いもなければ、正門は決して崩れない」という言葉にも重なっているのが、今まで出会った人々のいろいろな言葉が彼女を支えていることを象徴しているようで……泣く……そして終章のあそこが……ウッ……

いま読み返すと、レオニダスさんの「我々は戦場から帰れないでしょう。ですが、それは無意味ではない。帰る事はなくとも、我々の戦いは、後に続く者たちを守るのだと知ったのです」が、ふ、伏線……マシュ…………

マシュ、最初から比べると本当に、本当に表情豊かになったよね……人理修復後に2016年大晦日に放送されたFirst Orderをやっと見たんですけどそこでもものすごく思った。表情だけでなく言葉とか話し方とか、すごく自然な、マシュの内からごく自然と出てくるような、そういうかんじ……

王様のところに行く前の、この表情が本当にグッときて、いろいろ思い出してしまって、ここだけでめちゃくちゃ泣いてしまった。ここまで歩んできた旅路……彼女がきっと最初からやりたかったこと……さよならまであなたの側にいたい、その日が明日きても惜しくはない……マシュ…………!

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最後の戦いの前、王様による民への鼓舞がもう~~~かっこよくて、高揚の仕方が半端なかった。ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還アラゴルンの「フロドのために」のところで気持ちが高ぶりすぎて毎回号泣する人間なので……本当に高揚する……王様、本当に名君……

ここからは特に最後に向けての勢いがすごかった。どんどん加速していく……コアトルさんのところとか、ゴルゴーンのところとか、牛若丸と弁慶のところとか、グッとくるポイントがあまりにも多い……。ゴルゴーン、黒が白になってるのとてもよかった。マシュの表情も……マシュ本当に表情豊かになったよね……。

ケイオスタイドをどうにかできる気がまったくしなくて、これどうなっちゃうの……と思っていたらディンギル一斉掃射!!!!王様!!!!!!と思ったら狙撃……!?!!?王様……!!!!!!!

王様、本当に胸を撃ち抜かれているのに戦う姿勢が全くぶれないの、本当に、王様……!!!うう、王様かっこいい……ウルクは今も健在です……!!!!!

ラフムの大群でヒッてなったときにきてくれる、キ、キングゥ~~~~!!!!!待ってたーーーーー!!!!!!キングゥの言葉が、もう、本当に……ウッ……クエストがありませんなのにマップに最初から天の丘があるの、これ絶対なんかあるやつだ!と最初から思っていたけれど、ここ!ここで!!!母親も生まれも関係なく、本当にやりたいと思ったことをと王様に言われて、そして選んだ答えが「ギルに会いたい、話したい」「でもそれは叶わない、自分ではなくエルキドゥの望みだ」「そして自分の望みは今も昔も変わらない」というものなの、本当に、とてつもなく刺さった……3億回くらいこの話してますけど自己肯定の文脈が本当に好きなんですよ!!!自分の意思は最初から変わらないままで、それでもはじめて自分の意思で行った選択はこれまでの行動と真逆とも言えるの、あまりにも良かった……俯いたところからキッと顔を上げるときの、その表情が決意に満ちていてもう本当に最高でしたね……キングゥもとても表情豊かになって……うう……「この体が、やるべき事を、覚えている」という台詞にもうめちゃくちゃ泣いてしまった。ベディヴィエールのときもだけどこの手の台詞にとてつもなく弱い……

そしてキングゥの選択を見届ける王様の言葉にもグッときた。この瞬間だけ、ギルガメッシュ王とキングゥ/エルキドゥの時間が再び交わったのだと思うと、この一瞬だけが永遠なんだよ……最高でした……あまりにも好き……

このとき、マスターとマシュは気を失っているというのもグッとくる。当代の人々だけが見届けたんだよね……そしてはたと気づく、7章のマーク、これだ!!!!!!!ティアマトの姿を見て気づいたとき以上の鳥肌でした。ありがとう……ありがとう……紛れもなく天の鎖だった……

冥界に戦いの場を移してからはもうテンションがひたすら上がり続けた。徒歩できた!ってマーリンのこれか~!と笑ったのも束の間、キングハサン登場、あ、あまりにも!!!あまりにも!!!!どれだけテンションを上げればよいのか!!!!!曲がにくいよ~~~~ここでこの曲かかるのはずるいよ~~~~!!!!!そしてお花に目をきらきらさせるエレちゃんまじでかわいいな……と思った次の瞬間にはもう 女神!!!!表情ころころ変わってかわいいのに、紛うことなき女神だ、冥界の女主人エレシュキガルなんだ……!!!!となる、女神の威厳と口調、めちゃくちゃ好き……

文字通り最後の総力戦で、エレシュキガルの冥界の護りにマーリンの回復、これでもかという援護、本当に熱い……!本当にとてつもなく興奮した。キングハサンの宝具かっこいい……FGO始めたとき、なんの根拠もないのにいつか山の翁は絶対に引けるはずだという謎の自信があったんですけどこれはもう無理です(1100万ダウンロードピックアップも見事爆死しました)。あまりにもかっこいい……総力戦興奮しすぎて昂りすぎて涙出た……
そしてもう極めつけは英雄王ですって!?!!?こんなんもう……もう……ありがとうございます!!!!!うう……王様、王様本当にかっこいい……いつもお借りしてるフレンドさんの英雄王と全然違う……宝具かっこよすぎる……三分の二が神様なの、わかる……あまりにもかっこいい……ウルクの民になる……本当に、こういう、神様とか高貴な方の威厳のある口調がめちゃくちゃ好きで……ありがとう……ありがとう王様……

バトル画面がChildhood's Endなのがとてもとてもよかったです。「子はどれほどの愛情を持たれようと、母の手から離れなければならん」というギルガメッシュの言葉が、キングゥの選択を見届けたうえでの言葉であるのを感じてグッときた……神代の終焉……!

そんなわけで、駆け抜けたという言葉が今までで一番似合うような勢いで7章クリアしました。本当に、めちゃくちゃ楽しかった!!最後にビールくれる王様あまりにも好きだし、エレちゃ、エレシュキガル~~~!!!エレシュキガル本当に実装してほしい……わたしを覚えていなくていい……いいから……!

移動ではなくウルクに拠点を置いての旅だからこそ、人々の暮らしや思い、それらひとつひとつは小さなものだとしても、それが誰かの心に残り奮い立たせるものになるのだということが強く表れた戦いだったのだなと思った。立ち続ける動機なんだよなあ……

この極限状況で休むべきだと言ってくれるロマニ、本当にすごいなあと思って、ロマニに休むように言われたからその間にせっかくだからと書き始めたこの振り返り記事でした。この記事実は10月22日から書いてるんですよね……読み返すたびに止まらなくて最後まで読んじゃうからなかなか進まなくて……感慨深くていろいろ思い出して放心している間に、もう11月も半ばになってしまった。(※当時)

 

■終局特異点 冠位時間神殿ソロモン(10/19~10/20)

そんなわけで、ついに最後の戦いへ。終章はオールスター感謝祭かつ号泣必至、しっかりイヤホンをしつつ駆け抜けるべきという先人たちの教えとともに開始しました。

ソロモンとマリスビリーの過去の会話、なんか不穏……だし、マシュとソロモンの夢での会話も不安になる……。なんでソロモンはマシュのことはここまで気にかけてるんだろうとぼんやり思いつつ、マシュの答えが紛れもなくここまでの旅の経験から得たものであることに胸がいっぱいになった。そしてマシュとマスターの会話も……マシュはもう、きっととっくに覚悟を決めているんだなあと思うと泣けてしまって……自分で自分の命の終わりを予感していて、それでもこのとき、こんなふうに穏やかに微笑むことができるマシュは、ここまでの長い旅で本当に強くなったのだなあと思った。プレイ時にはわからなかったけれど、改めて読み直すとここのロマニの独白、あまりにも……!とっくに自分の運命を受け入れる覚悟ができていて不安や葛藤などを通り越した境地に至っているマシュとは対照的に、覚悟はしている、それでも拭えぬ不安があり、恐怖も迷いもあるロマニが、とても人間らしいなと思う。マシュははじまりの頃と比べて本当に表情も感情も豊かになって人間みあふれる子になったなと思っていて、それは変わらないんだけど、ここまでくるともうその先に至っているように感じた。マシュは女神にはなれないけど聖女だなと思うのはそのためだと思う。恐怖は当然あって、それを勇気で押し込めて、恐れる自分を認めてその上で立つ姿に、本当に強くなったんだなと……

プレイ時はふんふんと思っていただけだった、ダ・ヴィンチちゃんが語るロマニ・アーキマンの10年間、いま読み返すとここだけで涙が出てしまう。あのときはその後を知るよしもないので、しょっぱなのフラウロス戦にてベディヴィエールがひょいっとかけたバフだけでマルタ嬢がタラスク18万↑を叩き出して焼き払って大興奮。つよい!!!絆の力で強くなるの本当にテンション上がる!ほぼほぼ固定の人理修復メンバーでここまでがんばってきてよかった~!と思った。

無尽蔵の魔神柱にはさすがにヒエッとなり、いやこれ無理じゃんどうするの……!?と思ったまさにそのときに現れるジャンヌさんと数多の英霊、本当に、暗闇に一条の光が差したようで……!ここのジャンヌさんの言葉、とても力強くて、まさに英雄……!ここだけでぽろぽろ泣いた。特異点の修復を終えたときにみんながどこかでまた縁があればって言うの、も~~~~ストーリーガチャを引くよ!!!という気持ちで聞いてたんだけど、ここ、ここに!ここに繋がるのね!!長い旅の果てに辿り着いた場所なんだあ……と思いとても感慨深かった。なるほどオールスター感謝祭……ここからひたすらスクショ祭だった。

そしてサポートのゲストサーヴァントにマルタさんが!!!!うれしい!!!!並べられてめちゃくちゃ嬉しかった!(すみませんしれっと最終再臨絵です)

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これはもうやるしかないと宝具を200%まで溜めたサポマルタさんとマルタ嬢の宝具チェインによって厳正な調査を行った結果、宝具5Lv80サポートマルタさんのタラスクが28,000、宝具1Lv100私の最強のマルタ嬢のタラスクが57,000でした。つよい!!!マルタ嬢つよい!!!マルタ嬢を信じろ!!!このあとタラスクの弱体もあいまってロビンが39万↑イーバウを叩き出した。つ、つよい……

や~~~推しがめちゃくちゃ褒められてるの気持ちよかったですね……せやろせやろ……マルタ嬢はやさしくてつよくてかっこいい鉄の聖女なんだよ……マルタ嬢はいいぞ……

ナベリウス戦におけるジャンヌ・ダルクの「我が神はここにありて」、彼女の信じる神は自らのなかにあるのだなというのが感じられてグッときた。彼女の幕間でも、それまであった迷いや葛藤を受け入れ、そのうえで戦うことを選んだことで強くなったんだなと思い感慨深かったの、あのときと同じ感慨……宝具後のスタンから弱体解除への強化にジャンヌの決意を感じて勝手にテンション上がっていたので、ここも本当にグッときた……まさに救世の聖女……

Ⅰの魔神柱が音楽を司るのに対してⅡの魔神柱は文字を司る魔神柱なの、めちゃくちゃわかる。アマデウスの存在ゆえだと思うけどフランス組ってこう……歌うように生きたかんじ。フランス語っておしゃれなジャズみたいな印象を勝手に抱いているのでそれもあるかも。

二章においてアレキサンダーがネロに獣の数字を背負う者!と言うシーンがとても印象的だったので、ネロのもとに集うローマの軍勢とカリギュラの言葉がとても刺さりましたね……ロムルスとブーディカおねえさまがネロちゃまにかける言葉もとてもよかった。浪漫を語るのは文学だし思いを伝えるのは言葉なんだよな……浪漫、人間を人間たらしめるもの……ネロに思いの丈をぶつけるブーディカ、ダレイオス3世に語りかけるアレキサンダー、そして軍勢を鼓舞するのはネロの言葉というのがとても良い。シナリオの構成が美しい……!

その特異点のサーヴァントとともに戦いたいという縛りをしていて、Ⅰの座はジャンヌさん、Ⅱの座はネロちゃまをフレンドさんからお借りした。Ⅲの座はもちろん船長!!はあ~~~~船長かっこいい~~~~星の開拓者~~~~!!!!三章の人々、ひたすら楽しそうに好き勝手やってるのとてもよかった!それでこそ海賊!好き!!黒髭よかったね……!黒髭にだけフレンドリーに話しかけてくる魔神柱めちゃくちゃ笑ったし、戦ってると格好がつく黒髭、いいよね……わかるわ……最初キモオタ黒髭氏にどうしていいかわからなくてスッ……(真顔)てなってたあの頃が懐かしい。ここにきてイアソンのまともな指揮官としての面を見られたのも楽しかった。そしてやっぱりヘクトール好きですね……めちゃくちゃかっこいい……

キャスタークラスの魔神柱、マシュちゃんとマルタ嬢がいるとまったく焼却されなくて余裕~!ととても楽しかった。マルタ嬢、アーツクリティカルで8万、バスタークリティカルで10万出したもん……大好き……

四章、プレイ当時は気づかなかったのだけど、みんな科学と文学由来のサーヴァントたちなんだ!ということにはたと気づきアハ体験だった。碩学も文学も人が生み出し作り出すもの、よりよき生のための文化を形作るものだもの……科学者、文学の住人、その語り部たちなんだな。そう考えると、信条、浪漫、自由、創造、前進、忠節、尊厳と、各章ごとのテーマが人を人たらしめるものなのかもと思った。なるほど……!

モーさんやっぱり好き……そしてテスラが本当に好き!こういう派手さ本当に好き。金ちゃんまできてくれたときには大興奮だった!!口上が本当にかっこいい……と思ったら!そこ!からの!!変身!!!!!うおおおお!!!!!!サポートにはもちろん金ちゃんをお借りしました。黄金衝撃28万↑……つよい!!!

槍アルトリア・オルタさんに対するテスラの「交流も直流も超える光の奔流、星の……!」という言葉に、ベディヴィエールの「貴方こそ、我らにとって輝ける星」を思い出して勝手にめちゃくちゃテンション上がった。セイバーでもランサーでもオルタでも女神でもアルトリア・ペンドラゴンはアルトリア・ペンドラゴン……ぐう……

五章、中編でもさんざん書きましたけど出てくる人すべてが大好きなんですよ!!もうめちゃくちゃよかった……最高……スクショが一番多い。すべてが最高……最初に婦長とラーマさまが出てきてくれたところで既にテンション爆上がりした。五章、開拓と前進の物語なんだよな……

なんかもう婦長とラーマさまのすべての言葉に、そう、そうなの、そうなんだよ……そうやって生きていくものなんだよな……という思いでいっぱいになってしまう。傷つき、うしない、無力でも、それでもそのうえに立って前に進むことがきっと人を強くするのだと思う。それは物理的なものや生死にかかわるようなものだけではなくて、ずっとがんばってきたことやこだわってきたこと、それらを貫きたいのに挫けそうになり諦めてしまおうかとよぎる瞬間のような、日常のなかにあるどんな小さなことであっても同じだと思う。自分にはできないことがあること、自分が無力であること。そういう、できない自分や弱い自分を受け入れてはじめて、そこから立ち上がることができるのではないのかなと。

オルタニキの「短命こそが俺たちの欠点であり、唯一無二の長所だ」という言葉もとても好き。レジスタンス組の言葉にも通ずるのだけど、繋がっていくものなんだよな……レオニダスさんのところでも書いたように、そこで終わりというものではなくて、のこしたものはのこされた人たちのなかに残り続けるんだよね。いつまでも鮮明に、そのままに覚えていることはどうしたってできないけれど、忘れたらなくなってしまうわけではなく、その人の一部になるんだな。

中編でインド兄弟は二周目のほうがグッときそうと書いたけれど、ほらな~~~~!!!!!としか言い様のない刺さり方だった。私が任意の二人の関係性についてつらつら思いの丈をぶちまけてるときによく言っているのと同じことを、カルナさんが言ってくれてる……感動……

前述の「自分を受け入れる」という話にも繋がるんだけど、生きているわけなのできれいなものだけでは当然なくて、弱かったり、ずるかったり、見たくないって思うような部分は多かれ少なかれ誰にでもあるのだと思う。でも、それでいいんだよね。そういう部分もあって、いろんな一面があって一人の人間になっているわけで。そして、それは対人関係においてもきっと同様で、相手に対して抱く感情はうつくしいものかもしれないし、うつくしくないものであるときもあるかもしれない。それでも、それでよい、押し殺したってなくなることはない。うつくしい思いを相手に向けるのも自分だし、相手に対してうつくしくない思いを抱くのも自分。それで、そういう色々なものを乗り越えた先のフラットでニュートラルな関係を構築するふたりというのが本当にとっても好きなんですよ。そうなんだよ……わかる……カルナさんほんとそれ……ありがとう……それだよ……

これらは私個人の哲学のようなものなので、もちろんこういうふうな受けとり方をしない人もいると思うけれど、私はとてもグッときたし、そうなんだよ~~~~!という気持ちになった。なんだかとても励まされた。これからもがんばって生きていこうと思った。本当に……

サポートは絶対婦長にきてもらうぞ!!!!!とめちゃくちゃ意気込んでいたので出るまで何度も何度もフレンド更新ボタン押してました。無事お借りできて本当によかった……婦長大好き……

六章、本編における感情の渦巻き方がすごかったのでどうするんだろうと思っていたら、円卓の語りがあっさりめだったのがめちゃくちゃよかったですね。そうなんだよね、ここでやってくる円卓はみんなあのキャメロットで縁をつないだ円卓だから……わかる……かつての敵として出てきてくれたのが本当に本当に最高!!それ!!!という気持ちでいっぱい。あの戦いの果てにいまここに立っているので……本当にありがとう……

三蔵ちゃん本当に好きで、あのばたばたーっとやってきてくれた感じが本当に嬉しかった!六章誰にサポートにきてもらうか全く決めていなかったのだけど、ファラオとニトちゃんのやり取り、そしてアーラシュさんがやってきてからの態度の変わり方にめちゃくちゃ笑ってしまったので勢いに押しきられてファラオをお借りしました。いやかわいすぎか……?ファラオほんとうにお茶目さんだ……かわいい……六章のわちゃわちゃした感じが大好きだったので、またそういう光景が見られてとても嬉しかった。

右腕に自分の罪の証を抱いて長い旅をしてきたベディヴィエールと、自らの理想を貫いて白亜の理想郷を築いた獅子王はもうどこにもいないというのが私の六章におけるサビなんですけど、だからこそ、それをふまえたうえでの、

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これよ!!!!!!!!!!いやもうめちゃくちゃグッときた……顔を見せないのがほんっっっとうにめちゃくちゃ良い。縁が散って因果が立ち消えても忘却することはないというの、もう、ぐさぐさに刺さらないわけがなくない!?それなんだよ……そうなんだよ、獅子王と長い旅をしていたあのベディヴィエールはもうどこにもいないんだよ……いないんだけど、孤独な主従の、今度こそ孤独ではない旅がどこかで続いているのだと思うと、もう、もう……!めちゃくちゃグッとくる……ありがとう……この場、この一瞬だけ再び時間が交差したんだなあ……

私六章のマップの音楽がめちゃくちゃ好きで、中編でも書いたとおり話が進むごとに楽器が増えていくのめちゃくちゃ好きなんですけど、バトルのアレンジもめちゃくちゃよかった……!!!お恥ずかしい話ながらマップ音楽ですぐにそらで思い出せるのがキャメロットのみだったのでここまでマップ音楽アレンジなの気づかなくて~~~~!!!!!とてつもなくもったいないことを……くやしい……!でもここで気づけて本当によかった。音楽が本当に神……!

七章の女神たち、それぞれみんな自由人というか、それぞれ勝手にきました!という感じがとてもとてもよかった。イシュタルとエルキドゥが一触即発の超仲悪いのかわいかったですね……ゴルゴーンとアナちゃんがそれぞれきてくれたのも嬉しかったし、もうほんと、コアトルしゃん、好き~~~~!!!!そしてエレちゃんがまさかきてくれると!思わなくて!!!めちゃくちゃ嬉しかった……!!!!超回復したレオニダスさんに向けるマシュの表情よ……!あの七章を踏まえて、ここでまたみんながカルデア大使館って言ってくれるの本当に泣く。ありがとうエレシュキガル……実装してほしい……切実に……もう覚えてなくてもいいから……! 

七章も誰にサポートきてもらうか決めてなかったのだけど、なんかもう、ここでやらなかったら絶対後悔するしこの際細かいことは気にせずいこうぜ!という気持ちでフレンドさんのギルガメッシュを起用。エルキドゥでもキングゥでもいい!!私はずっとやりたかったことをやる!!!ということで、やっと二人を並べられた……満足です……きっちり3人の宝具で倒すのとても気持ちよかった……。

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エルキドゥショックを経て七章をクリアした人間なので一瞬で気づいてしまったんですけど、ここできてくれたの、生前のエルキドゥではないんだよね……瞳の色が紫……エルキドゥさんはグレーっぽい色(第三再臨以降は金)だから……!考察とか苦手なのでこういうのはだいたいあとで知ってああー!?たしかにー!!となるばかりなんだけど、自力で気づけたのでなんかもう、うわーん!!!という感じでしたね……ゴルゴーンは「キン……エルキドゥ」と言っていたけれど、イシュタルとの会話では普通にエルキドゥとして扱われていたから、生前の体に蓄積されたエルキドゥとしての記憶と器となってから体に蓄積されたキングゥとしての記憶が混ざりあったような状態なのかな。ティアマトを押し止めた、あの、キングゥでもありエルキドゥでもある天の鎖が駆けつけてくれたのだと思うと……!ありがとう……ありがとう……!!うちにいるエルキドゥさんはウルクを経験していない、召喚でやってきたエルキドゥさんだから、本当は自分のところの英雄王とフレンドのエルキドゥさんとで戦いたかったのだけど、そもそもうちに英雄王いないので……ややこしいこだわり……いやでもやっと二人を並べて戦えて本当によかったです。満足……エルキドゥの宝具解放聞いたとき、これまでも何度も聞いていたはずなのになんだか胸がいっぱいになって泣いてしまった……

Ⅹの座は……イベントをやっていなかったので……とてももったいないことをしたなと思いました……あと彼氏王と言われる所以がわかった。煙草……ひゅう……大人の空気だ……!

10節「玉座にて」を読んで、これはあれだ、ここから先は邪魔の入らない状況でやらないとだめなやつだ、今中途半端に進んじゃいけないやつだと感じ取った私をほめてあげたい。えらい……理性がんばった……。毛布にくるまってイヤホンしっかり装備で、11節以降をちょうど日付越えたあたりから開始。金曜から土曜になったばっかりの夜だったんですよね……最高のタイミングだった。

考察力も知識も足りないので本当になにもわからないまま突き進んでいて、マシュの覚悟にマシュ~~~!!!!ってなったり、モーさん!モーさんすきだよ……!マシュと一緒にがんばるよ……!!と胸を熱くしたり、ソロモンはキャスターだもんな!マルタ嬢大活躍!わーい!聖女パは鉄壁!!!とうきうき宝具三連発したり、ぎりぎりの戦いながらも余裕をかましていた。ソロモンがゲーティアにメタモルフォーゼしたのにびっくりして、マップにも魔神柱が現れたのに気づいてテンションが上がる余裕もあった。魔神柱からみついてないバージョンもスクショ撮っておけばよかったな……とか思ってた。のんき……

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ビーストⅠでも、大災害でも、どれだけ強くても絶望的でも、負ける気はしなかったの本当に。ずっと、ここまでほぼ10人ちょっとで戦ってきてたんですよね。ずっとずっと一緒に、少しずつ強くなってきたマシュと、どんなときでもいつも支えてくれたマルタ嬢と、もうだめかもしれないってときにも守り抜いてくれたジャンヌさん。聖女3人を本当に頼りにしていて、強敵と戦うときにはほぼいつもこの3人頼みだったから、ゲーティア戦も前衛はマシュ、マルタ嬢、ジャンヌさん。宝具撃たれるやばい、ってときにジャンヌさんのNPがまだ94%で、あと、あとちょっと!1ターンあればいける!ってスタンで時間稼ごうとしたら、絶望のNO EFFECT……マスター礼装のスタン弾かれたの初めてで、うそ、効かないの、どうしようあとたった6%なのに!ってなって……なんの因果かこのときマシュだけがNP貯まりきってたんですよね。もう、なんとかしてほしい、なんとか守りきって……!頼むマシュ……!と祈るようなすがるような気持ちでロード・キャメロットを選択して。

それで、あの展開だった。蛇口が壊れたみたいに涙が止まらなくなった。マシュの覚悟が、ううん覚悟というより、彼女がもう、自分の運命を受け入れてその先の境地に至っているのだということが切なくて、胸がいっぱいで苦しくて、でもそれが彼女の選択なのだということの前では言えることなんて何もないと思った。彼女の旅路が、短くて長い一生分の時間が、そのなかで得たものが、マシュの、普通の女の子とたいして変わらない細い腕を支えている。「先輩の役に立ちたい」という一心で。

オルゴールの色彩、とてつもない威力だった。マシュの心に迷いがなければ絶対に崩れることのない盾、紛れもなくマシュの内面が具現化したものなんだよね……彼女の理想郷……マシュ・キリエライトをかたちづくるすべて……

最後にお役に立ちたかったって、守られてばかりだったからって、そんなの。ここまで役に立たなかったことなんてなかったのにって、いつも守ってくれたのはマシュだったのに。これだけの戦いをして自分を認められるようになってそれでもなお、まだそんな明らかなことにも気づいていないマシュが愛おしい。今、全部終わっていろいろ言葉にして考えられるようになって、それで改めて読み直しているのでこうやっていろいろ書いてますけど、やっているときはなんかもう、いろんなものが渦巻いてなにも言葉にできない分ひたすら涙が出てくるという状況でした。本当に外じゃなくて家でやってよかった……オルゴール……オルゴールが……それであの爆発……マシュ…………

マシュがもういないのが信じられなくて、まだ飲み込めなくて、それでも戦わないといけない。最後を見届けなきゃ。それだけを心の支えに先に進んでいたら、ロ、ロマニ・アーキマン………………そんな………………アーキマンって、そういう、そういう………………

最後の最後に覚悟を決めたロマニ、いったいどんな気持ちですべてを還すことを決めたのだろう。人間になりたいって、ただそう思っただけだったはずなのに、未来を視てしまって、無視することもできなくて何もわからない中であがき続けて。マシュだってロマニだって、もっと生きたかったはずなのに、普通の人生だって送ることができたはずなのに。それでも、これが彼らの選択なんだよなあ。そうして立って、前だけ見つめてめちゃくちゃになりながら走ってきたんだよな。

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終戦は、初日にきてくれてずっと支えてくれたマルタ嬢とメルトリリス、いつだって厳しい戦いを切り開いてくれたロビンとベディヴィエールとクーフーリン。サポートはどうしても自分のカルデアにいる人にしたくて、いつだってマシュと一緒にみんなを守ってくれたジャンヌさんにしました。ちゃんと自分も持っている礼装を装備してるジャンヌさんを探してきた。

オーケストラの色彩を聞いた瞬間に、また一気に涙が溢れた。ここ、ここでこの……!!!こんなのいろんなことを思い出してめちゃくちゃに泣いてしまう。一章クリア時に色彩を聞いていたときにもなぜか無性に涙が出そうになった、あのときから本当に本当に遠いところまできたんだなと。開始早々前衛撤退に度肝を抜かれてリアルに指先がビリビリして、どうしようって心臓苦しくなったけれど、石だって令呪だってどれだけでも使ってやるって思った、絶対に勝ちたかった。みんなの声を聞くだけで際限なく涙が出る。なかでもわたし、マルタ嬢の「奇跡を!」が本当に本当に好きなんですよ。ずっと一緒にここまできたんだよな、支えてくれたんだよな……。最初は1万ちょっと出ればいいとこだったタラスクとイーバウとゲイ・ボルグがいまや……いまや……!ジャンヌさんが第三宝具からみんなを何度も何度も守り、みんなの宝具でひたすら削っていって、最後、宝具を撃たれる前のターン。ジャンヌさんロビンマルタ嬢の宝具チェインできっちりマルタ嬢が倒しました。本当にいろんな場面がフラッシュバックして、ずいぶん遠いところまできたんだなって思って、始めたときはこれどんどん敵が強くなっていっても大丈夫かな……と思っていたはずなのに、いまや。涙が止まらなかった。これがわたしのただ一つの旅の終わり……

改めて読み直すと英霊との戦いを通じて魔神柱がどんどん自我を獲得してゆくのがとてもグッとくる。英霊の盾になって消滅した魔神柱までいたの、そ、そうなの……!!と初めてのときにも涙腺にきたんだけど、このあとのギルガメッシュの「人類悪とは即ち、人類愛そのもの」という言葉を踏まえて読むともう本当にめちゃくちゃやばいんだよね……それぞれの魔神柱が全く違う価値観を得て、全く違う選択をするの、人間そのものだと思う。でも思えばフラウロスだけは最初から個性を獲得していたんだよね。まあ終わって竹箒日記読むまで全く気づかなかったんですけど……レフ、おまえ……!終章最初にソロモン(ゲーティア)のマシュに対する「どこまでも平凡な人間だ」という評価が、マスターを守りきったマシュへの「きみは普通の女の子だったんだよ」に繋がるの、一度気づくとここめちゃくちゃ泣きますね……そう、普通の女の子だったし、レフはそんなことを当たり前のこととしてずっと知っていたんだよな……

強大な敵として見るゲーティアはどこまでも視点の違う、頭では理解できても感情では納得できない相手のように思えたのだけど、こんな悲しみばかりを繰り返すだけの世界なんて間違っている、というその一点に起因するのだということを踏まえてもう一度ゲーティアについて捉え直すと全く違う受け取り方もできるのだな。プレイ時はなんかもうマシュとロマニのことでそれどころではなかったのでゲーティア!!!おまえ!!!!!!マシュとロマニをかえして!!!!!!!!というかんじだったけど、今改めてまっさらな気持ちで読むとゲーティアもゲーティアで切ないよね……七章で王様が言っていた、人類悪は人類を滅ぼす悪ではなく人類に滅ぼされる悪という言葉の意味がなんだか腑に落ちないままでいたのがここにきてストンと納得した。見ているものが違いすぎると思ったゲーティアは、すこし視点の角度を変えればとても人間らしい。「もうたくさんだ、見るべきものはもうない」という突き放すような言葉はその実もうこんな惨状を見たくはないという嘆きであり、個体としての不完全さを知るがゆえにその欠点をなくすため総体を目指すという流れは、人が自分の欠点を見たくない、なくしてしまいたいと思うのに似ている。

そうして完全性を失い、そうして人間性を得たゲーティアにとって、彼の最後の戦いははじめて本当に自身のことだけを考えて行った選択だったのではないかな。人理の破壊も新たな人理の創出も、ゲーティアの意思ではあっても自身のための行動ではないわけで、そのゲーティアのはじめての意地が自ら滅びに向かうものであるという。まさにマシュの言う「永遠など少しも欲しくはない」なんだよな……マシュに繰り返し終わる命の意義を問い続けたゲーティアが、最後の最後にその意義、というよりも意義などなくただ生きたいから生きるのだということを理解し、そしてそれを選ぶというのがとてもグッとくる。何のためにという理由や、何かを為すためにという目的は結局のところ後からついてくるものであり、ただ生きる、それでよいんだよな……

人間という存在の価値を否定し続けていたゲーティアが、英霊の存在、その一生で成したことの表れとでもいうべき宝具に対して「見事だ」と言うの、こんなんもうめちゃくちゃに泣くに決まってるでしょ……曲がいつも最初の画面で流れていた曲なのもめちゃくちゃに刺さる。はじまりと終わり……

魔神王ゲーティア戦は一緒にここまできたすべての人たちを思い出してめちゃくちゃに泣くのだけど、このゲーティアとの最後の戦いはゲーティアの長い長い生と、いま生まれそして滅びゆく彼の生を思って泣いてしまう。どんなに短くても、それを見届ける人間がその場にいれば誰かの記憶のなかで残り続ける。六章におけるアーラシュのステラと見届ける俵藤太のところでも書いたけれど、見届ける存在、語り部の存在があってはじめて英雄は英雄たりえるので……

最後の「すばらしい命だった」という言葉が指し示すのはきっと、この短い時間だけに限るものではないのだと思う。ゲーティアに与えられた本当の人生はこの短い時間だけだとしても、辛く苦しく失望に満ちた3,000年だったかもしれないけれど、それらがすべてゲーティアの生だから。「すばらしい人生」ではなく、「すばらしい命」なのはそういうことなのではないかな。そうだったら良いな、と思う。

そんなことを思いながら走って、いや走ってないけど、本当に走ってるような気持ちで……なんとなく、あそこで間に合わないような気がしたんだよな。そんなすべてが上手くいくわけないというか。あと少しだったのになっていうどこかあっさりした落胆も心境的にわかる。そしたら、そしたら、

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マ、マシューーーーーーーーーー!!!!!!!!!うわーーーーーーーん!!!!!!!!!マシューーーーーーーーーー!!!!!!!!

いやもうテンション爆上がりした、うれしくて、なにがなんだかわからないけどとにかくうれしくて、テンション上がりすぎてめちゃくちゃ泣いたもん……フォウさん、そういうことだったんだなあ……!散々ここまでちょこちょこ張り巡らされていたフォウさんの伏線がここで回収とは!それにしても、Ⅳのビーストが比較の理を受け持っているのめちゃくちゃうつくしいな。7の真ん中、折り返しが「比較」という。 四章がなんとなく異色な感じがするのにも近いというか。モーさんだけ四章と六章の2回登場(しかも中身がまるっと違う)というのかなり異色の待遇、というか六章のモードレッドよりも四章のモードレッドが異色という印象。

旅のはじまり、死にゆくときにマスターに手を握ってもらったマシュが、旅の終わり、生きるために今度はマスターに手を伸ばすの、もう、もう、うつくしすぎる。こんなの100億点に決まってるでしょ……最初の頃は自分の意思や感情すらも機械的なように思えたマシュがだんだん人間らしくなっていって、自分の内側からいろいろな思いや言葉が溢れて出てくるようになって、そして最後、なにがなんだかわからないままに、それでも衝動的に手を伸ばすんだよね。キャスパリーグの「それでも、君が成すべき事がまだ残っている」という言葉がさあ~~~!!!ほんと何回も書いてるけどベディヴィエールしかりキングゥしかりこの手の言葉にめちゃくちゃ弱いんだよ!!!!!マシュ・キリエライト……彼女をかたちづくったうちのひとりのためにただただ手を伸ばすんだなあ……そうして守った存在を今度は自分の手で掴みとるという……何度も言うけど自己肯定と獲得による前進の文脈が本当に本当に好きなんですよ……マシュ…………

カルデアに戻ってからのダ・ヴィンチちゃんと職員さんからのくす玉と歓声のお祝いにもグッときた。支払った犠牲はあまりに多かったけれど、まずはいま生きていること、そして自分たちの成すべきことを成したということをちゃんと喜ぶ、そうすることができるという、これがロマニが支えロマニを支えた人々なんだな……と思いまた泣いてしまった。そしてまずはちゃんと自分たちがやってきたことの成果を見ておいてとでもいうように外へ二人を送り出すダ・ヴィンチちゃんのまなざしが優しい。最後の青空の下の会話はこのあともまた前に向かってゆく二人の会話なんだというのがひしひしと感じられて清々しいうえに、七章の「はい、よろこんで。最後までお供しますね、先輩」と終章の「そして喜んで、マイ・マスター!どこまでもお供します!」の対比にもグッとくる。すぐそこにあるかもしれない死を見据えているときには先輩呼びで、これからも続く二人のこの先に向かっていくときにはマスター呼びなんだなあ。ずっと見たかった、自分が生きている時代の青空。ただひとつの旅の終わりと、果てのない青空と、これからも続く人生。対比がどこまでもうつくしい……!!

そして、最後のロマニとダ・ヴィンチちゃんの会話の回想がもう、本当に……!上でも書いた通り、見届け人、語り部がいてはじめて物語は成立するんだよね。ロマニ・アーキマンが生きた、短い人生の見届け人。Fate/Grand Order語り部はロマニだとずっと思っていたけれど、違うんだな、ダ・ヴィンチちゃんなんだな……ロマニ・アーキマンの10年を見届け、見送る物語でもあったのか……。玉座に残された、久しぶりに揃った十の指輪がそれを物語っているようで。ダ・ヴィンチちゃんはきっとロマニがこの選択をすることをずっとずっと前からわかっていたのだと思う。だからこそ、「お土産は期待しないでおくよ」と送り出すときに微笑んだのではないのかなと……。

人間としての自由を持たなかったソロモンが望んだ、人としてのありふれた人生。マシュとマスターの二人の旅路だけでなく、ロマニの一生も、まぎれもなく愛と希望の物語だった。ありがとう、そしてさようならロマニ・アーキマン。

 

とにかく自分がやりたいように、後悔のないようにということだけを考えてプレイしてきた半年間でした。NPC縛りや初期のセイバー不足など大変なときもありましたが、妥協せず、種火を集め、やりたいようにやってこの結末を迎えられて本当によかったと思います。

Fateシリーズは高校生の頃から布教を受けていた割になんだかタイミングを逃し続け、7年ごしにやっと手を出したわけですが、自分的にはいま出会うべき作品だったなという印象が強いです。周りのみなさまからしたら遅いよ!!!という気持ちだろうけれど……ごめんねいつもはまるの遅くて……でも本当によかったです。いまが出会うべきタイミングだったのだと思う。めちゃくちゃ刺さりましたし……たぶん高校生の私にはここまで刺さらなかっただろうな……。本や漫画、アニメなど、なんだかんだ自分の人生においてちゃんとしかるべき時に出会うものだと思っていて、結局読みたい!とか見よう!と思ったときが自分にとって出会うべきタイミングなのではないかなと。そうやってたくさんの素敵な作品に出会ってきたので。

FGOをきっかけにUnlimited Blade Worksを履修したり、Heaven's Feelの1章を見てカロリーの高さにおののいたり。まだまだFate1年生ですが、おかげさまでとても楽しいです。たくさんのアドバイスやコツ、お役立ち情報を教えていただき、応援してくださったみなさまに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!

 

最後に、ストーリーガチャの召喚結果で本記事を締め括ろうと思います。

もとより四章のころから人理修復したら一度ストーリーガチャ引くぞ~!と決めてはいたんですけど、あわよくば婦長きてくれないかなー!!というかねてよりの下心も終章によって吹っ飛んでしまい、そっかあ、人理修復したからみんな座に帰っちゃったんだなあ、それでもきてくれるのは誰なのかな……となんだかさびしいような切ないような気持ちで翌朝引いた結果がこちら。

f:id:tc832:20171206210132j:image号泣しました。

なんと、初星4鯖が人理修復後ただ一回の召喚で出る確率は、チュートリアルで10人の中から1人、星4鯖(このとき全41騎)の確率が3%なので、ざっくり計算でも1/10×0.03×1/41=0.0000731707…ということで、これはもう、実質運命ですよ……!!!ありがとう……ありがとうマルタ嬢……!!!!!!そしてようこそモーさん!!!!これからもマルタ嬢とともにがんばっていきます、今後とも橘FGOをよろしくお願いします!!!

 

彼女の旅路を振り返る 中編

中編です。前編はこちら→http://59478c.hatenablog.jp/entry/2017/10/16/191204

 

■第五特異点 北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナム(8/8~8/29)

私がロビンにころっといったのを見てありとあらゆる人々に「5章はやばい」「なんなら5章に出てくる全ての人がツボだと思う」と言われまくりさぞやばかろうとめちゃくちゃ警戒していた北米、まじでしたね……ありとあらゆる人がツボだった……。

なかでも、なかでも婦長がほんと~~~にかっこよくて大好き……めちゃくちゃ好き、NPCだいたい婦長さんにしてた。なかでも「天使とは、美しい花を蒔くものでなく、苦悩する誰かのために戦う者よ」という台詞がもう本当に大好きで……大好きで……婦長がほしい。出ません。バーサーカーピックアップのために石を貯める日々を送っている。

ロビンはめちゃくちゃ心の準備をしていたのでちゃんと正気を保ちつつテンション爆上げできた。同じくさぞやばかろうと思っていたオルタニキは案外致死量には至らず、クーフーリンクーフーリンでもとにかくランサーがやばいということがわかったのはよい気付きだったと思う。それはそれとしてオルタニキほしいわ……めちゃくちゃ強いよね……。

対照的にノーマークでいったらめちゃくちゃやばかったのがラーマさまとシータさん。アルカトラズ突入前のベオウルフ戦をちゃんとしっかりラーマさまの宝具で倒し、やったー!これでシータさんに会える!!やったね!!と思ったらも~~~やばかった、うっかり会社の昼休みにやってたのでトイレダッシュして泣いてた。

ラーマさまとシータさんのやり取りとか、二人が出会えないということ、そのうえでシータさんがとった選択とそれをちゃんと受け止めるというラーマさまが本当にグッときました。婦長の台詞も良い。切ないとも悲しいとも違うんだよ、二人の選択と決意だから……これが愛だよ……状況と結果だけ見れば「切ない」という言葉に収まってしまいそうなんだけど、そこに当てはまらない、それだけじゃない、もっと膨大で複雑な思いとそこに至るまでの二人の軌跡が導きだした選択とその結果だというのが本当に本当に最高。本当に素敵な二人だと思う。ベストカップル……大好き……。

エジソン、カルナ、エレナママのやり取りもめちゃくちゃ好きだったし、エジソンが再び立ち上がるところは本当にグッときた……5章、ありとあらゆるところでテンションがめちゃくちゃ上がる。開拓の物語だよ……。

そしてそんなエジソンが最後全てを擲とうとした、そこ、そこで出てくるニコラテスラ!!!!!!!最高!!!!!!!もうほんとうにめちゃくちゃやばい……テンションが振り切れるかと思った……盛り上げ方が上手すぎる、最高、自分の居場所を勝ち取るための前進、そのために戦う、という姿勢が本当に大好きなのでもうめちゃくちゃにやばかった エジテスエレナ、関係性が完璧すぎる

バトルという観点だと、もうほんとマシュちゃんの「これで倒れて……!」が「これで、倒します!」になったのが本当に!!!かっこいい~~~マシュ~~~!!!!先輩、て言い方が変わったのがもうやばくてやばくて……本当に……マシュ……

カルナさん・エレナママ・えじにゃんの全体宝具三連発をジャンヌさんで完全無効化したりオルタニキの宝具をジャンヌさんとマシュちゃんで完全無効化するの気持ちが良すぎた、マシュちゃんマルタ嬢ジャンヌさんのわが聖女パ最強

聖女パに先生を加えると本当に瞬きしてる間にNPが貯まって攻撃とはなんだったのか状態になってめちゃくちゃ快適……マルタ嬢を信じろ!5章全体的に剣弓槍混合だったからだいたいずっとマシュちゃんマルタ嬢先生でねじ伏せた。クラス相性を気にせずタラスクを投げればなんとかなることを教えてくれた鬼ヶ島が私を強くした……。

クーフーリン3連戦の勝利ボイスの順番がマシュちゃん「なんとかなりましたね!」→「見事な采配です」→マルタ嬢「10年早いよ!」、魔神柱勝利ボイスが婦長の「命を救うためならなんだってするわ!」だったのも胸アツだった!!

オルタニキ、お嬢ちゃんって言うんだ……とかフォウくんってマーリンだったの!?とかいろいろあったはずなのに、帰りのレイシフト演出のかっこよさに全てが吹き飛んだ あれは反則 5章の間ただでさえ高かったボルテージが最高潮に達した 最高 最高~~~!!!!!

5章、ミュージカルとか洋画のようでとにかく派手というか、盛り上げ方が豪華でとても楽しかったし大好きでした!!みんな本当にいい味出してた、たぶんインド兄弟は2周目以降のほうがグッときそう

終える前はまた育成とかしてから次行こ~とか呑気に思っていたはずなのにマシュちゃんが心配すぎてそんな余裕は雲散霧消 そして運命の6章へ

 

■第六特異点 神聖円卓領域キャメロット(8/30~9/24)

AKINOの「プライド~嘆きの旅」を聞いてください。よろしくお願いします。

ほんとうに、こんな話だと思わなくて……円卓ってイケメンさんがたくさん出てくるやつらしいけど顔がいい男よりは業を背負った人間と精神が強靭すぎる人間が好きだからな~性癖とは微妙にずれてそうだなーとか思ってたのに蓋を開けてみたら性癖直撃大爆発でした しんど……しんどい……ベディヴィエール……円卓の騎士……忠節との心中……

しょっぱなからゲイザーHP6万!?ってめちゃくちゃびっくりしたけどやっぱりマルタ嬢がなんとかしてくれた。ガウェインがやばいというのは聞いていたので事前にエウエウを育ててはいたのだけど、最初のガウェイン戦は普通に超きつくてこれクリアできるのか!?とか思ってた。

ダ・ヴィンチちゃんをはじめ、ファラオにニトちゃん、アーラシュさん三蔵ちゃん藤太ハサンズ、たくさん出てきて賑やかで楽しいな~と思っていたのだけど、それゆえに終盤にかかってきた途端に涙腺破壊してくるのが本当に……本当に……

この話3億回目ですけど、私はベディヴィエールの「ですが苦しいだけではありませんでしたよ」っていう台詞が本当に好きなんですよ。どんなに辛かったり悲しいことがあってもお腹って空くし、眠れば朝がくる。きっと人間ってそういういきものなんだろうなと思っていて、ベディヴィエールもそうして旅を続けてきたのだろうなと。ゲテモノを楽しく食べてるところにも表れていたことに後から気づくわけだけれど、食べることは生きることなんですよ、ベディヴィエール、紛れもなく普通のひとりの人間なんですよね……。食べることは生きることというの、俵藤太のお米大盤振る舞いとそれを受けてのマシュとの会話にも表れているし。

アーラシュさんがめーっちゃくちゃかっこよくて、ああもうこれどこかで絶対ステラするじゃん……どうしよう……と思ってたんだけど、モードレッドとのやり取りや、守るために一度きりのその宝具を使うところにアーラシュの英雄性が表れていると思う。そしてそれを藤太が見届けるというのが本当に……見届け人がいてはじめて偉業は偉業となり、英雄は英雄たりえるのだよな……。

三蔵ちゃん、最初は賑やかで元気で楽しい人だなあ、大好きなタイプだー!と思っていたらそれだけじゃなくて、彼女の哲学がしっかりとあるところが彼女の強さなのだと思う。ファイナル釈迦如来掌、本当に三蔵ちゃんらしい選択だよ……強いひとだ……大好き……

実はNPC以外でバーサーカーを起用しないパーティーなので(単純に育ってる人が誰もいない)ランスロット戦が普通に超しんどくて、初回では開始早々マシュちゃんが集中砲火で1ターンで退場して目を疑った お前には人の心がないのか!!!!!!ランスロットがマシュのお父さんらしいというのは知ってたので……ギャラハッドさんのこととかそこに至る過程は全く知らなかったけれども。マシュちゃんのお父さんへの当たりが強いの二次ではやった設定なのかな~と思ってたらめちゃくちゃ公式だった。マシュちゃん強くてそこが本当にかわいい……

ちょうどランスロット戦どうしようってなってた間にネロ祭が始まったのでこれ幸いと花びらをかき集め、そして私はスキルレベルを上げるということを覚えた。これまで触れずにきたけどスキルレベルってすごいんだな……

そしてネロ祭明けたときにはスキルレベル以外なにも変わってないはずなのになぜか見違えるほどマシュちゃんとジャンヌさんが強くなっており、なぜ……?となりつつもリベンジ戦は割と余裕でランスロット撃破。ダ・ヴィンチちゃんとの再会めちゃくちゃ嬉しかった~~~!ダ・ヴィンチちゃん不在時は強化とかの画面がモニター映像になってたのに再会後はまたカラーに戻ったの、演出が細かい!

演出が細かいといえば、6章マップ画面の音楽が変わるの、めちゃくちゃ鳥肌だった……!砂漠のときの音楽はナウシカっぽいな~と思ってたんだけど、聖都が現れた瞬間に弦が加わるの、あまりにもやばいでしょ……。あと最終節じゃなくてファラオを倒した段階で聖杯がクリア報酬になってるのもいいよね……ストーリーに即してる。

ホームズさんによる真名の判明、ええい止めるな!みんなもう知ってるでしょ!!!みたいな感じだったけど円卓知識が皆無なので待って……置いてかないで……とかちょっとどきどきしてた。普通に言ってくれてよかった。マシュちゃんらしいよ……姿が騎士らしくなるのも本当に素敵。

決戦前夜のマシュとベディヴィエールの会話が本当に好き。旅の終わりが恐ろしいって……そういう……そういう……!あの日見たうつくしいもの、マシュにとっては炎のなか握られた手だし、ベディヴィエールにとってはかつて見た王の笑顔なんだよね。7章を終えた今、ベディヴィエールの強さもまた恐怖を押しこめることのできる強さだったのだということに気付き改めて泣く。

ファラオとニトちゃん、派手に生き派手に散るところが最高にかっこよかった。古代エジプト文化は派手だし豪華なかんじがしてもともと好きなので、まさにファラオ……最高にかっこよかったです。

初めは獅子王に盲目的に追従しているだけのように思える円卓が、実は全くそうではないというのが終盤にて判明するのがすごいと思う。全然、全然違うじゃん!!!(号泣)ガとベがまじでやばいという話は感情が果てしないあまりうまく言葉にできないのでいつか小説で形にしたいです

終戦、ベディヴィエールがめちゃくちゃ強くなっていることに編成画面で奇跡的に気づいて泣きながら戦ってた、絶対にアガートラムで倒したくて、令呪を使い石を使いダメージを調整しながら倒したときの感動よ……!大好き。クリアした二日後という最終再臨最速記録をマークした。最終再臨あまりにも尊い……。

「貴方こそ、我らにとって輝ける星」という言葉が本当に好き。彼らにとっての北極星……舞台も本当に本当に最高でした。6章、ありとあらゆる人が最高で永遠に読み返してしまう。

獅子王と対峙したときのやり取り、マシュの真の宝具の展開、そしてそれを支えるベディヴィエール、彼の罪と後悔と選択と覚悟、あの場にあるものがすべて……キャメロット、ほんとうにすごい話だよ……レプリカは本当に6章だしベディヴィエールなんだけど、プライド~嘆きの旅は6章に至るまでのベディヴィエールでこれもまた本当に胸に刺さるのでぜひ聞いてください。お願いします。

 

6章の話だけでも永遠にろくろを回し続けられると思うしなんなら最初から読み返してだばだば泣きそうだし、7章も言いたいことやまほどあるし、なんならまた最初から読み返してうわーーーーん!!!!!てやりたいし、マシュちゃんのここまでの旅路を思い返すと正直冬木から読み返すべきじゃない?というかんじだけどそろそろ我慢できなくなったので終局特異点やってきます 中編で7章まで書くつもりだったけど無理だわ……我慢できない……後編を書くときには人理を修復して戻ってきます。では!!!行ってきます!!!!

 

追記:めちゃくちゃ時間がかかりましたが後編を書きました。http://59478c.hatenablog.jp/entry/2017/12/06/210443

彼女の旅路を振り返る 前編

渋谷のカラオケで公衆wifiをつかまえてFate/Grand Orderをダウンロードした2017年5月6日から162日、昨日10月15日に第七特異点・絶対魔獣戦線バビロニアをクリアしました。

残すところ終局特異点のみというところで、ここまでの旅路を振り返ろうと思います。というか今更だけどこれ各章ごとにやればよかったわ……。

 

特異点F 炎上汚染都市冬木(5/6)

Fateシリーズは高校生の頃から周囲におすすめされていたにもかかわらずタイミングを逃し続け、世間のFGOブームを知りつつもこれいま始めたら絶対大学卒業できないなと薄々感じ取っていたのか始めずにいて、就職もしたしもうよかろうというふんぎりとともにダウンロードしたのが5月6日。高校からの最高の友人2人の最強のバックアップのもとの開始でした。わからないことなんでも教えてくれるしたくさんアドバイスもくれる二人まじで神だった……。

その後ずっと橘FGOを支え続けてくれる初星4マルタ嬢、物欲センサーが存在していなかったからこその初星5メルトリリス、ステラ処女喪失、などを経てなんとかクリア。最初にレフが出てきたときにこの人いい人だね~!などとぼけぼけしたことを言っていた私は本当に男を見る目がない。推しを見る目はあるんだけどな……。

私がスマホの電池残量にどきどきしながらも戦っている間に2人が橘FGOタグを作ってくれていて、そのおかげでいまもプレイ日記を振り返れるの大感謝です。

Unlimited Blade Worksを履修中で、残すところ21話以降なのだけど、いま読み直したら冬木いろいろたくさんうわー!!ポイントがあるのだろうなと思う。キャスニキが特異点のことを覚えているあたり、実は冬木はまだ定礎復元されていないのでは?という考察を拝見してまじかー!!となったので終わったらちゃんと読み返したい。

 

■第一特異点 邪竜百年戦争オルレアン(5/7~5/9)

めちゃくちゃよかったですね……。マリーとアマデウスの二人の関係性が大好きだった。ジャンヌとジャンヌ・オルタの会話もめちゃくちゃツボだった。青髭磔刑の聖女だ……と思いました、いやそのまんまなんだけども。

オルレアン時はまだマルタ嬢への信仰が信仰ほどにはなっていなかったのだけど、ジャンヌ・オルタ陣営でマルタが出てきたのはやはりグッときた。敵陣営なのにあの理性、鉄の聖女、最高……召喚台詞と思い入れとが相まってマルタさん、一緒に世界救おうね!!!!てぐすぐすしてた。橘FGO遡ってみたらまだこの頃マルタさんって呼んでたんだな……たぶんマルタ嬢って呼び出した頃から信仰になったのだと思う。

いま振り返ると、旅の始まりにてマシュがアマデウスに出会えたのは本当に幸福だったのだろうな。

 

■第二特異点 永続狂気帝国セプテム(5/10~5/14)

ネロちゃまのおかげで全体的にテンション高めでずっと楽しかった!2章行く前にロビンフッドがきてくれて、アルテラ戦はロビンを守って守り抜いてなんとかした思い出。この頃まだみんなの呼び方が、マシュさんだったりマルタさんだったり緑茶さんだったりと、ツイート見返すとまだ距離感を感じてふふっとなる。

NPC縛りをしているのでアルテラ戦苦戦しまくりだったけど、ロビンがアルテラをほぼ一人でなんとかしたあとの勝利ボイスがさっさと帰って飯にしようぜ~っていうやつで、なんかもう、好きにならないわけがない……。ロビンは本当に種火大成功を連発してすぐに再臨したし、貢ぐよ~~~!大好き~~~!!!!となってた。やはり最後に頼れるアーチャーは今でもロビン。マルタ嬢とキャスニキは箱根で最終再臨したのにロビンは行きの通勤電車での最終再臨でごめんね。

 

■第三特異点 封鎖終局四海オケアノス(5/14~6/4)

女神と雷光といい船長と黒髭といいヘクトールといい、性癖ささりまくりだった。マップがだんだん明らかになっていくのもおもしろかったです。

エウエウとアステリオスくんはぜっっっったいに橘が好きと友人ズに予言されてたらしいけど本当にやばかった……HUNTER×HUNTERキメラアント編をたぶん4周くらいしてるので名前とアイデンティティの物語にめちゃくちゃ弱い。夜中4時くらいにベッドでめっちゃ泣いた記憶。

黒髭氏は最初出てくるたびにスッ……(真顔)てかんじだったのに、おま、おまえー!!黒髭ー!!!みたいなかんじであっさり好きになった。私ちょろい。船長ほんとかっこいいし大好き……ここも夜中にベッドでほろほろ泣いてた。

ヘクトールおじさんは、もうほんと見るからにやばいのわかってたけど、なんかも~~~あの手の男の真顔が昔からめちゃくちゃやばいんですよ……ド性癖……。それはそれとしてセイバーがジルさんしかいなかった時代なので何度やっても倒せなくて、このときだけは泣きながらNPC縛りの禁を解いた。

このときの魔神柱をマルタ嬢が一人でなんとかしたから、おそらくこのあたりからマルタ嬢信者になっていった模様。

船長が船長だから、というのもあるんだろうけど、だんだん人間くさくなっていくマシュちゃん、このあたりからそういう変化が加速していったような気がしてる。超主観だけど……。オケアノス、自由と人生を謳歌している人たちばかりだったのがとても印象的だった。

 

■第四特異点 死界魔霧都市ロンドン(6/7~6/11)

ロンドンはとにかく作家組がめちゃくちゃいい味出してたよね~!!赤安の民なのでロンドンのホワイトチャペル地区なのふふってなった。ベイカー街の亡霊……いま思うとホームズさんが資料整理してくれてたっていうのがあったから、ちょこちょこホームズさんネタがあったのかな?と思った。

好きなところはアンデルセン先生がナーサリーちゃんの名前をつけるところ。

マルタ嬢にはじめて起源弾礼装をつけたのがロンドンのようで、それ以降だいたい起源弾つけてる。マルタ嬢はいいぞ!つよい!最強!

金時さんが出てきたりニコラテスラがなんだか憎めないかっこいいかんじだったりと終始楽しかった。まあFGOやってるときだいたいずっと楽しいんだけども。ニコテスがかなり好きだったのでまた出てきてほしいな~と思ってたらさ~~~!5章!!!大感謝だったしめちゃくちゃテンション上がった……後述。

マルタ嬢がバルバトスを倒し、ソロモンもほぼ一人で倒しきり、信仰がより強固になった結果たぶんここからマシュちゃん+NPC縛りがマシュちゃん+マルタ嬢+NPC縛りになった。マルタ嬢を信じろ!

 

■鬼ヶ島イベント

はじめてのソシャゲ期間限定イベントで、よくわからないながらもかなり楽しかった!クラスを気にせずマルタ嬢と先生とフレンドさんのバーサーカーで殴ることを教えてくれた鬼ヶ島に感謝。はじめてマーリン使ったのが鬼ヶ島で、いつも最強のマルタ嬢が更に強い……てなったので、7章を経てマーリンの活かし方がわかった今、近いうちにマルタ嬢アタックチャレンジをやりたい。イベントを走るということとイベントっていろいろおいしいんだな……ということを教えてくれた。

ライダー金時くんにくわえ、ピックアップで母がクーフーリンヘクトールおじさん・鈴鹿嬢・エミヤを引いてくれたおかげで後の戦いがめちゃくちゃ楽になった。イベント礼装もどさどさ引いてくれて本当にありがとう母……

このあたりから育成が楽しくて、5章はさぞやばかろうみんなを強くしなければという気持ちのもとひたすら育成ばっかりしてた。たぶん5章前のこの時期に人理修復メンバーのほとんどが最終再臨したのでは。

7月1日にマルタ嬢が最終再臨一番乗り。種火極大成功したのが本当に嬉しかった。その後も大成功ばっかりだし!好き!大好き!!持てる聖杯全てを使ってのLv100を目指す長い旅が始まる。

 

■復刻水着イベント

水着マルタさんチャレンジ爆死でしたがマルタ嬢がいるので実質水着マルタ嬢もいると言っても過言ではない。

 

■課金処女喪失・福袋(8/1)

ジャンヌさんがきたんですよ!!!!めちゃくちゃ嬉しかった……マイルームにマシュちゃん、OPを聞いて心を整えてから引いたらなんかいいかんじに出るのでは?と思って引いてみたらさ~!ジャンヌさんだよ!!すごい!!以降OP教を信奉してる。

 

■レース&プリズンブレイクイベント

これめちゃくちゃ7章だったんだね!?!!?みんながざわざわしてたのは知ってたけど終わってみるとめっちゃ7章じゃん……。あれがグガランナだったんだな……&私は駄目な女神です粘土板これか~!近いうちに読み返します。

レースはとにかくエジテスエレナチームが大好きだった!メイヴちゃんの健康的なシャワーシーンよかったしシンシンありがとうだった。このイベントと5章を並行してやっていたので当時5章ラストのエジテスエレナのあれを知らず、プレイ時ひたすらテンション鰻登りに。ゴール前のエジテスにも「よくってよ!!!」て言ってほしかったです。

 

なんかめっちゃ長くなったしこのあとのほうが書くこといっぱいあるので分けます。中編で5章~7章、後編で終局&人理修復メンバーのことを書きたいな~と思いつつ、終局特異点をやったらどうなってしまうのか楽しみなのと同じくらいこわいです。

 

追記:中編と後編を書きました!

中編 http://59478c.hatenablog.jp/entry/2017/10/19/082104

後編 http://59478c.hatenablog.jp/entry/2017/12/06/210443

ハッピーエンドの多様性について

まずはじめに、この記事は「私以外が書いた離別ネタが読みたい!!!!!!!!」という悲願の達成に少しでも近づくために書かれたものであり、いかなる作風・傾向・考え方に対してもネガティブな意図は一切ないということを述べておきます。ハッピーエンド大好きです。推しにはいつだって幸せになってほしい!!

 

 恋愛感情はないが自分の人生にとって唯一無二の相手と人生スパンのお付き合いをしていくような二人や、自分のこうありたいという生き方のために自ら選択して恋人という関係を解消し適切な距離感に落ち着く二人が好きです。前者を別居婚、後者を狭義の離別萌えといいます。あわせて(広義の)離別萌えと呼んでいます。

これは先日発行した同人誌のあとがきの一部です。

「離別萌え」という言葉も「別居婚」という言葉も、それぞれ別のフォロワーさんに上手いこと名付けていただいたものです。その節は本当にありがとうございました。

広義の離別萌えがベン図の一番外側、そのなかに別居婚と狭義の離別萌えがある、という体系です。

前述のとおり、別居婚というのは、恋愛感情の有無に関わらず恋人またはそれに準ずる関係に発展することがないまま、人生スパンで一人の人間と人間として人間関係を続けていくというものです。そもそも恋愛に発展しない、そもそもくっつかない、というのもここに分類されます。狭義の離別萌えというのは、一度構築したなにかしらの関係性から脱却することを両者が自らの意思で選択する、というものです。(一例としては一度付き合って別れる、とかなんですが、必ずしも恋愛関係になることは要件ではないと考えています)

当初の私は考えなしだったので、別段言葉の定義を考えずにそもそもくっつかないものも一度付き合って別れるものも一緒くたに「離別萌え」と表していたのですが、「それだともともと付き合っていたところから別れるニュアンスしかないようにとれる」というご指摘をいただきました。そこでその方に提案していただいたのが「別居婚」です。ここでいう「別居婚」ははてなキーワードにある「最初から同居の期間を設けず、住居を別にしたままで結婚することをさすが、途中から別居を始めた時にも使う」という意味ではなく、純粋に「恋愛関係ではないがお互いが特別、お互いが一番」という意味で使っているということを書き添えておきます。

 

別居婚も狭義の離別萌えも、事象のみに目を向けると「恋人として付き合う」「キス・セックスなどのフィジカルな関係をもつ」「添い遂げる」などのいわゆる「ハッピーエンド」には当てはまりません。けれど、恋人や夫婦になることがハッピーエンドの要件かといえば、そうでもない。付き合ったり結婚したからといって必ずしも幸福な未来が待っているとは限らないし、恋愛関係を選択しなかったからこそその二人なりの関係性を築いていける幸福というものもあるでしょう。

では、ハッピーエンドの要件とはなんなのか。私は「自らの意思で選択し、その選択を互いに尊重しあうこと」だと思います。恋をとるか仕事をとるか、自分は本当にそういう意味でこの人のことが好きなのか。そういった選択について、両者がそれぞれ自分の意思で答えを出して、双方の選択を互いに尊重した結果であれば、それがなんであってもハッピーエンドたりえるのではないかと思います。

 

離別ネタをよろしくお願いします、とツイッターで騒いでいるとき、関係性に名前をつけたくない、二人の名前がその二人の関係性、というようなことを私はよく言っているのですが、言ってしまえばそれはすべての関係性について言えることです。同じものは一つとして存在しない。恋人、友達、腐れ縁、そういった類の単語というのは一つとして同じものの存在しないものに対するラベリングであり、ラベリングすることによって本来は唯一である関係性を画一的に再定義しているともいえます。

多様性が重視されるようになってきてる現代日本においても、まだ依然として結婚出産が人生のハッピーエンドという恋愛至上主義的価値観が王道であるということは否定できません。私が好きな別居婚・離別萌えは、二次創作はファンタジーだからこそ一人の人間と人間としての純粋な関係性を突き詰めて考えてみたい、というところに端を発しています。恋人や友達という枠に当てはめられることがないということはラベリングによる再定義がなされないということであり、その関係性が唯一無二のものであるという純粋性を保ったまま関係を続けていくことができると考えています。

ハッピーエンドにも多様性があってほしいということを先に述べましたが、同様に「あなたのことが好き」という感情はとても広い幅を持つものであると思います。それはフィジカルな性欲を伴った恋愛感情であるかもしれないし、プラトニックな恋愛感情であるかもしれないし、友達に対する感情であるかもしれないし、尊敬する人に向ける感情であるかもしれない。この人は自分の人生において唯一無二の人だと思うとき、「あなたのことがすき」という感情はまごうことなき愛ではないでしょうか。そこに性欲や恋愛感情はなくとも。

 

現在「恋愛関係、あるいはその前段階に発展する」という意味で用いられることがほとんどのように思われるハッピーエンドという言葉が、もっと幅を持つ多義的な言葉になったらいいなと思います。そしてあわよくば別居婚も狭義の離別もたくさんこの世に生み出されてほしい。離別萌えをよろしくお願いします。

 

追記

別居婚が好きなんじゃ!!!という気持ちをぶつけた同人誌(DC/赤安)をついでに宣伝させてください。冒頭に引いたあとがきもこちらからです。

追記の追記:完売御礼につき、2017年末にピクシブに全文再録しました。

明日きみの話をしよう | 橘ひさめ

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9052666

イメソンが知りたい

イメソン厨のふじょしです。この曲いいなー!と思ったら歌詞を検索しビビッとくるフレーズがあればそれに一番合うCPを瞬時に決定し歌詞を見ながらもう一度最初から聞き始め3分だか4分後には涙をこらえ胸を熱くしているそんなイメソン厨です。

たまにツイッターで話題になるイメソン。CPごとにプレイリストが組まれたりするイメソン。CPに限らず、時としてこれはCPじゃなくてキャラ単品の曲!!!となるイメソン。しかし、ここではたと考える。イメソンとはなにか?人はなぜイメソンに惹かれるのか?そもそもなぜ人は数々の楽曲のなかからイメソンというものを見いだすのか?
この問いについて考えを巡らせたとき、原作の幕間や背景に思いを馳せ妄想し形にするべく筆をとるという過程と、イメソンだ!と思うに至る過程とはとても似ているのだということに気づきます。
二次創作もイメソンだー!となるのも、言ってみればもともとそこにないものを自分の感性に基づいて見いだすということです。背景や言葉、言い回し、そこにある余白に端を発してひたすら考えを巡らせ、妄想し、ときには自己設定を盛り込み、その結果として創作を行ったりイメソンに胸を熱くしたりするんじゃないでしょうか。

二次創作の楽しみ方は人それぞれですが、私の場合作品の裏側にある書き手さんの考えや視点のようなもののはしっこが垣間見えるとめちゃくちゃテンション上がります。作品に限らず、普段ツイッターでお話しさせていただいてる方々の呟きとかも。なんでこういう話を書こうと思ったのかとか、このキャラのどの部分がこの方は好きなんだろう、この二人の関係性のどこにこの方は惹かれたんだろうとか、めちゃくちゃ気になりますしそれがちらりと見えることがあると本当にありがとうございます!!ってなります。
イメソンも同じです。この曲めっちゃいい!わかるー!みたいな会話はもちろん楽しいんですけど、それに加えて「ここの歌詞で~巻を思い出した……」とか「この曲のこういうところめっちゃ○○だから聞いて」みたいに言ってもらえるとああ……めっちゃわかる……と手を合わせたい気持ちになったりその観点はなかった!すごい!と自分のなかに元からあるものとはまた違う妄想ができたりと幸せな気持ちになります。

ただ自分がまだ知らないイメソンが知りたいだけじゃないんです。あなたがその曲を好きな理由とかその曲のどこがあなたにとってのその曲をイメソンたらしめたのかとかそういうのが知りたいのです。突き詰めればプリントアウトした歌詞を囲みながらグループディスカッションとかしたい。話しながらイメソンをもとにして考えを突き詰めたりしたい。激論を交わしたりしたい!!!
昨日必死さのあまりuta-netとかj-lyricとかでツイート検索してたんですけど最近のものはことごとく自分の呟きだし発掘したフォロワーさんのツイートはリンク押してもこのページ開けませんだしで悲しかったんです!悲しかったんです!!!
そんなわけでどうか内心「この曲めっちゃ○○だ~!」ってにこにこしている曲があったらどうか私に教えてくださいお願いします

はじめてみた

昨日深夜2時40分を回ったころ、衝動的にブログを開設しました。衝動的に、というのは、なんていうかこう急に小説以外で書く場がほしくなったのです。Twitterのあのお手軽さ、ラインのあのプライベートなかんじ、それとは違う、まとまらない考えをまとまった文章に集約して書く、そういう場が急にほしくなったのです。

と思って開設しようと意気込んだものの、URLを決めてくださいって言われて は!?ってなり、ブログ名も考えないといけないことに気づいてセンスのなさに絶望し、プロフィールの変え方に至っては一夜明けたいまでもわからず、なんなんだこれは、書く場がほしくなったっていったってそもそも私は一体なにが書きたいんだ、とまあそんなかんじですがこれからよろしくお願いします